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もう副業は当たり前 芸人は“じゃない方”でのサバイバル激化
2日、映画「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」公開記念イベントに登場したお笑いトリオ「ロバート」。
昨年11月にプロボクサーとしてデビューした山本博(36)は「9月5日で37歳になるので(プロボクサーとして)定年なんです。プロとしてあと3日で終わりです」と明かし、「今後はボクシングトレーナーを目指したいですね。教えるのは楽しい。今は子供たちに教えたりしてます」と語った。
この発言に、ネタ作りを一手に引き受けている秋山竜次(37)は「もう教えてるの!? “笑いのイロハ”を教えることもできないのに? もう勘弁してほしいわ、ボクシング。スパーリング終わりとかで現場に来ると、ツッコんだら殺されるんじゃねえかっていうくらいの鋭い眼光で見てくる」とクレームを入れていた。
馬場裕之(36)も「料理男子」としてブレーク中。レシピ本を発売したり、食品メーカーとコラボするなど、笑いとは一切関係のない仕事が急増。馬場が「僕は軽井沢あたりでカフェやりたいですね。1日2組限定の……」と夢を語ると、唯一、体を張って笑いで勝負している秋山は「人数が多いだけで誰もお笑いを真剣にやってない。僕も副業で日焼けサロンでもやろうかな……」と呆れていた。
生き馬の目を抜く芸能界。コンビ内格差も当たり前で、“じゃない方”芸人がお笑いで生き残るのは至難の業だけに、副業はもはや定番。楽しんごの整体師や、たむらけんじの焼き肉屋は有名だが、「ロバート」と同じトリオの「ザ・フライ」井村俊哉は中小企業診断士の資格を持ち、株式投資が“本業”になるなど、サバイバルが激化している。
それでも芸人をやめないのは、やはり一度でもステージに立った者しか分からない麻薬のような魅力があるからだろうか。
日刊ゲンダイより引用