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現役ライターが教える!未経験からWebライターになる方法
はじめに
いざライターの仕事を始めたいと思っても「未経験だから無理?」「どうすればいいの?」「そんなツテはない」という人も多いのでは。そんな方へ朗報! 経験がなくても、メディア関係とつながりがなくても、ライターとして参入しやすい「Webライター」という職業があります。
Webライターとは
私はいくつかのメディアに執筆するライターですが、1年半ほど前は副業でWebライターをしていました。Webライターとはその名のとおり、Webメディアを中心に執筆するライターのこと。
当時は会社に属しながら、平日夜や週末などに、Webメディアへ記事を書いていました。恋愛系の記事や英語の翻訳などを中心に、2つのメディアへ1日1〜2記事を執筆し、月の副収入は50,000〜60,000円ほど。
定期的に書いていくうちに、取材の依頼や別媒体での仕事などが、徐々に増えてきました。その後は2012年2月に独立し、今では10媒体以上に記事やコンテンツを提供しています。
今回は、どのようにして副業Webライターになるのか、またどのくらい稼げるのかなど、詳しく見てみましょう。
Webライターになるには
ポイント1: 自分の得意分野を洗い出す
誰にでも「これについては詳しい」「よく知っている」というジャンルのひとつやふたつはあるはず。または好きなことでも構いません。自分が文章を書けるネタを見つけて下さい。
ITの仕事に就いているのであれば「Web」や「スマートフォン」、クレジットカード会社に勤めているのであれば「カード」というように、自分自身の職業と絡めると書きやすいです。
主婦の方であれば「子育て」「出産」「妊娠」なども、立派なジャンルになります。そのほか自分自身の経験に基づくことは書きやすく、説得力のある文章になるでしょう。
ポイント2: 実際に書いてみんなの反応を見る
Webライターをしたことがなければ、経験を積んでいくことが大事。まずは誰でも文章を書いて発信できるnanapiのようなサービスで、まとまった文章を書く練習をしてみましょう。
いいね!やツイートがたくさん付いたり、多くの人に読まれたりすると「世の中にウケるネタ」の感覚を肌でつかめます。一定以上のView数が出る人気記事になれば「実績」として提示できることもありますよ。
逆にみんなの反応があまり良くなければ、一般的にもあまりウケないんだなと受け止めて。次回に活かしましょう。
ポイント3: 書く“場所”を探す
Googleで「ライター 募集」などと検索してみて下さい。1000万件くらいのページがヒットします。個人情報のほか、得意分野、経験の有無などを登録しておくと、後日メールなどで依頼が来るライター募集サイトもありますが、それほど数は多くありません。自ら働きかけましょう。
(キャプチャ by 著者)
チェックしたいのは「ライター募集」と呼びかけている、比較的新興のWebメディア。ライターは常に不足しています。多くのWebメディアでは、専業ライターよりも兼業ライター(本業の傍ら休日などに記事を書く)の方が多いのが実情。
そのため「記事本数が足りない」と困っているWebメディアは後を絶ちません。特に年末年始、長期休暇前後のタイミングでは、休みを取る人も増えるため、より募集が多く見られる傾向にあります。
ロケットニュース、Pouch、Googirl、デイリーポータルZなどでは、昔から現在までライター募集をしています。定数に達したら締め切るところもあるでしょう。気になるWebメディアは定期的にチェックし、チャンスを逃さないようにするのがコツ。
ポイント4: 応募しよう
自分の持ちネタと親和性のあるWebメディアがライターを募集していたら、すぐにでも応募しましょう。募集要項にあるのは、名前や年齢、得意ジャンルなどの個人情報のみという場合が多い。
しかし、ここで「実績」の分かるURLを貼り付けて、他の応募者と差をつけることがポイント。ただ得意ジャンルを羅列するよりも、まとまりを持った文章を見てもらうことで、「この人はこんなネタを書けるのか!」と興味を持ってもらいやすくなります。
ウケの良かった文章であればなおさらです。Webメディア担当者が求めているのは「ユニークな記事を書けるライター」「きちんとした文章を書けるライター」。応募時にそれを伝えることで、仕事をもらえるようにします。
採用されたら
応募時の情報から判断されて、ライター採用が決まります。採用であれば、早くて1週間以内、遅くて2〜3週間以内に返信が来るでしょう。
報酬はWebメディアによってピンキリですが、1000円〜4000円ほどが相場です。紙媒体とは異なり、文字数はあまり関係ありません。多く書いても1000円と決まっているところもあります。
おわりに
大切なことは実績つくりとWeb検索力。得意ジャンルで文章を書いて多くの人に見てもらい、何がウケるか体感してみて下さい。