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テレビ露出減も…お笑いコンビ「響」意外な副業で描く夢
7、8年前、おデブのセーラー服女子高生“ミツコ”と学ランの“先輩”のキャラクターに扮したコントが大いにウケたお笑いコンビ「響」。“ミツコ”がしかめっ面で「どうもすいませんでした!」とキレるギャグに腹を抱えたが、最近、あまり見かけない。今どうしているのか。
会ったのは東京メトロ外苑前駅に近い所属事務所。ファッション、体格は相変わらずだ。
「今がピークで163センチ、130キロ。3年前、ダイエット商品『ごほうびシェイク』のPRの契約をさせていただき、実際に飲んで7カ月で40キロ痩せました。ところが、直後に舞台の仕事で“戻してくれ”と言われ、2週間で20キロ増量したら、その後も同じ量を食べないと満足できなくなっちゃって」
セーラー服姿の長友さん、まずはこう言った。
「ボクも10キロダイエットし、その後、5キロ戻りました。ボクの場合は幸せ太り、ハハハ」(小林)
■“先輩”は一般女性と結婚
小林さん、3年前に3歳下の、綾瀬はるか似(本人談)の一般女性と結婚した。
「嫁が幸せかはわかりませんけどね」(長友)
「幸せだわ! 子供はこれからよ」(小林)
「ヨソで子づくりしてるから……」(長友)
「してないわ!」(小林)
インタビューも漫才のようだ。今もコンビでの仕事が多い?
「コンビではディズニーのBSチャンネル・ディーライフで、『ジャパカル』って土曜朝の情報番組のMCを1年ぐらい。放送は3月で終わりですけど」(小林)
「ほかはピンの仕事が多いですね。ボクはネット動画のニコニコ生放送の『ニコジョッキー』って大喜利番組を約4年。それからYou Tubeの『爽快!! 柴田屋です!』ってトーク番組のMCをやってます」(長友)
「ボクはJ:COMで放送されてる『私立輝女学園~KAGAJO.COM』ってアイドルの卵たちの番組のMCを1年半ほどですか」(小林)
MCが多いんだなあ。
「ひな壇に並んでいじられるのは苦手で、全然、目立てないんです」(小林)
「漫才の賞レースもダメですね。時間の制限とかがあって。去年の『M-1グランプリ』は2回戦で落ちたし」(長友)
「器用じゃなく、要はうまくない、ハハハ。漫才で鳴かず飛ばずだったから、有名になろうと“ミツコと先輩”のコントを始めた。つまり、“ミツコ~”は『響』にとって番外編のようなものなんです」(小林)
昨年4月、5年ぶりの単独ライブを新宿、名古屋、宮崎の3カ所で行い、90分ぶっ続けの漫才を披露した。
「ボクたち2人とも、今も芸能の仕事でメシ食ってますよ。月2、3本、お祭り、企業のパーティー、イベントとかにも呼ばれます」(小林)
■ラーメン店共同経営に株式投資
副業にも精を出している。
「1年半前から、地元の宮崎市内で『博多ラーメン 暖暮』ってフランチャイズ店を、知り合いと3人で300万円ずつ共同出資して経営してます。今は2店舗に増え、月1回帰っては宣伝に励んでます。年商は1年目で5800万円。役員としてもらう年240万円の報酬も、開店時の借金返済に回してます」(長友)
「ボクは去年ぐらいから株式投資をやってます。専門書を30冊読んで勉強し、家でパソコンを使って売り買いしてる。1200万円ほどあった貯金を元手に、去年は170万円ほどもうけました。なのに、年明けから暴落でしょ。もう200万円負けちゃった」(小林)
「副業で稼ぎ、自分たちの箱(劇場)をつくるのが夢ですね」(長友)
さて、宮崎出身の長友さんと愛知出身の小林さんは東京の某芸能事務所のお笑い養成所で出会い、00年、「響」を結成。01年、深夜番組「笑林寺2」(TBS系)でテレビデビュー。08年、「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)出演を機に、“ミツコと先輩”キャラでブレークした。
「レッドカーペット賞をもらうとメシが食えるようになる、と聞いていたので、高橋英樹さんに賞に選んでいただき、いっぺんに銀行口座を見るのが楽しみになりました、ハハハ」(長友)
「といっても、リーマン・ショックの影響で1本のギャラがそれほど上がらず、ガンバっても月100万円チョイでしたね」(小林)
また、あの「どうもすいませんでした!」のギャグが見たい
日刊ゲンダイ より引用