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正社員VSフリーランス、エンジニアの働き方と市場を分析

【ITエンジニアの動向を調査】

レバテック株式会社は12月18日(水)、フリーランスITエンジニアの動向調査の結果を発表。市場の状況と合わせて考察を行い、フリーランスITエンジニアの若年化が進む状況を明らかにした。


【正社員希望の転職希望は「キャリアアップ」】

調査は、エンジニア・クリエイター専門の転職エージェント「レバテック」新規登録者のうち、特定のプログラミング技術の実務経験がある人材のデータを分析したもの。

正社員として転職を希望する登録者の年齢層は、20代が全体の54.0%。男性は85.5%、女性は14.5%となっている。女性は2018年の11.7%から上昇しており、少しずつ市場に参入していることが分かる。

メインスキルはJavaがトップで42.0%、次いでPHPが10.5%となっている。

転職理由は「キャリアアップ」が最も多く35.2%、転職活動で優先したいポイントも「スキルアップできる環境」が55.1%と多い割合だ。

【フリーランスエンジニアは若年化傾向に】

一方、フリーランスとして案件受注を希望する人材は年々増加。登録者数は4年間で約2.6倍になっている。メインスキルはJavaが26.9%、PHPが16.7%だ。

フリーランスの年齢層も20代が多いが、正社員希望者とは異なり10代から20代前半が拡大傾向にある。

女性の割合は2018年10.4%であったのが、2019年は8.9%に減少している。男女ともに年齢が上がるにつれ、ライフイベントなどが考えられ心理的にもチャレンジしにくいことから、若年層が多いのではと推測している。

▼外部リンク

レバテック株式会社のプレスリリース
https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/574/