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せっかく稼いだのが水の泡!? 副業で「やっちゃいけない」NG行動4つ
あとちょっとだけ収入が多ければいいのに……。そんな思いで副業を始める人が増えています。平均年収310万円という保育士さんでは、副業をしている人の割合はなんと約6割にものぼるそう。
でも、収入を上げるには手っ取り早いものの、副業にはやり方を間違うと思わぬ落とし穴が待っていることも……。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が、副業をするときにやってはいけないNGなことを4つご紹介します。
■1:本業のイメージを損ねる副業はNG
株式会社ウェルクスが保育士さんを対象に行った調査によると、副業先として最も多かったのは居酒屋などの飲食店で39.6%。ほかに、レジャー施設・夜間の保育施設などの保育業務(11.3%)、塾などの講師、接客・販売、ネットビジネス(7.5%)をしている人も多いよう。
副業を探すときには、休日・夜間の仕事を選ぶ人が多いようですが、そうすると中には怪しげな仕事がまぎれていることも。高収入につられて始める人もいますが、本業のイメージを壊すほどの内容では、いくら副業でも危険です。
会社のイメージを汚したなどの理由で本業の会社をクビになる、損害賠償を請求されるなどの大トラブルに発展するおそれもありますよ。
■2:同業他社での副業はNG
最近は副業OKとしている会社も増えていますが、原則として副業自体を認めていない会社が多いのが現状です。就業規則に「他の会社に就職してはいけない」、「雇用関係になってはいけない」などと書かれていたら、まずやめておくべきでしょう。
たとえ副業OKであっても、本業のライバル会社で働くのはNG。副業によって会社の機密情報を漏らした、などの疑いをかけられると、本業・副業ともに勤務先の信用を一気に失ってしまいます。できれば本業と同じ業種の仕事はやめておく方が無難ですよ。
■3:本業をおろそかにするのはNG
当たり前のことですが、副業をやりすぎて寝不足になったり、本業を遅刻したり欠勤したりするのはNGです。
フルタイムで働きながら、夜や休日に副業をすると体力的にきついもの。でも、副業をしたために本業がおろそかになっては、本業の職場での信頼や評価を失いかねません。せっかく副業で稼いでも、その結果、本業のお給料が上がらないかもしれませんよ。
■4:副業の収入を申告しないのはNG
副収入であっても、年間20万円以上の収入があったら確定申告が必要です。(副業先から“給与所得”として収入を受け取った場合は、副収入の金額と、本業の給与所得と退職所得以外の所得の合計額が20万円以上)
副業をした翌年の始めに、副業先から“源泉徴収票”や“支払調書”という書類が送られてきますので、本業の収入と合わせて確定申告をしましょう。収入があるのに申告しないでいると、脱税になってしまいますよ。
いかがでしょうか? おこづかい稼ぎのつもりで副業を始めても、やり方を間違うと本業を失うことになりかねません。ルールを守って、ほどほどにしておきましょう。
App Womanより引用