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人類史上お金持ちランキング 1位ムーサ、2位カエサル、5位スターリン

 米誌TIMEはこのたび、人類の有史以降の長者番付をまとめ、1位はアフリカ・マリ王国の国王マンサ・ムーサだった。ローマ帝国のカエサル、北宋の神宗ら歴史上の人物が上位を占めた。今の時代の世界一の大富豪であるビル・ゲイツ氏は9位にランクインしている。

 これまでにも全時代の長者番付は試算が行われたこともあるが、1913年の1億ドルを、2013年にの20億299万ポンドに換算して算出している。今回の調査方法では世界のGDPのうちで、その国家が何%を占めているかという点に着目し、国家元首の資産として割り出している。ランキングは次のようになる。

◆人類史上長者番付(氏名、推定資産額、生存年)
1 マンサ・ムーサ 世界の産金の半分以上 1280~1337
2 カエサル      4兆6000億ドル 前63~後14
3 神宗(北宋6代皇帝)   世界のGDPの30%    1048~1085
4 アクバル(インド)    世界のGDPの25%支配  1542~1605
5 ジョセフ・スターリン   GDPの9.6%   1878~1953
6 アンドリュー・カーネギー 3720億ドル 1835~1919
7 ジョン・D・ロックフェラー 3410億ドル 1839~1937
8 アラン・ルフス  1940億ドル 1040~1093
9 ビル・ゲイツ   789億ドル  1955~
10 チンギス・ハーン 領土    1162~1227

 歴史上の人物が多数を占め、「現役」は9位のビル・ゲイツ氏のみとなっている。国王や国家元首が大勢を占め、マンサ・ムーサ、カエサル、神宗、アクバル、スターリン、ルフス、チンギス・ハーンが名前を連ねた。中でも1位のマンサ・ムーサの地位は不動である。2位カエサルの資産が4兆6000億ドルとなっていることから、かつての調査結果である400億ドルをはるかに超えることになる。ちなみにTIMEは「ムーサの正確な富を測る方法は存在しない」としている。

 ムーサは1280~1337年に西アフリカのマリ帝国を支配した10代目国王。当時の世界の金の全産出量の半分以上を産出していたと歴史に残っている。その金と塩が富の源泉であった。ただ、金は産出量をコントロールできなければ、やはり価格に大きな影響を与えてしまう。部下1万人以上を帯同してメッカ巡礼中に、エジプトで金を大量にバラまいてしまったのだ。





 これが致命的なミスとなり、強烈なインフレに見舞われて金の価値は大暴落し、結果として経済的な基盤を弱めることになってしまった。ムーサの死後は経済的な混乱や、人材難もあり、配下の王国が次々と離反して1645年に滅亡している。

 2位にローマ帝国の終身独裁官にもなったカエサルが入った。イタリアのいち都市国家からスタートしたローマ帝国だが、その後は地中海にまたがる領域国家へと拡大した最盛期を作り出した。TIMEによると、世界のGDPの30%を占めており、また、エジプトもすべて一人で所有していたとしている。

 権力とともに築いた資産はやがて消滅するという人類の歴史を振り返るようなランキングでもある。さて、企業オーナーだが、国家元首にはかなうはずもなく単純に比較もしようがないのだが、カーネギー、ロックフェラーといった財界人も健闘しランク入りしている。ロスチャイルド家は入っていない。

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